成田国際空港 13:10発 --> 金海国際空港 17:00着(日本航空JL969便)4月30日(水) (晴れ)
(成田空港での両替 30,000円 --> 249,000ウォン+310円、金海空港での両替 30,000円 --> 278,400ウォン、10%も違います!)
金海国際空港 15:30発 --> 釜山広域市沙上(ササん)パラゴンホテル(ぼったくりしろタク約20分、20,000ウォン)
到着後、ホテルの向かいの西部バスターミナルに行って、5月3日の光州(クァんジュ)から戻るバスチケットを購入(優等19,100ウォン)。翌日の海南(ヘナム)へのチケットは当日でないと買えないとのこと(多分、座席指定でないため)。ところで、韓国には、海南(ヘナム)と南海(ナメ)があり、キップ売り場でナメでなくてヘナムですかと聞かれ、一瞬頭がこんがらがり、ヘナムと答えた後も、しばらく迷いました。
翌朝の勿禁(ムルグム)の五峰山(オボんサン)へ行く列車の時間を確認するため、KORAIL(韓国鉄道公社)の沙上駅(ササんニョク)へ行き、その後、地下鉄で釜山の中心街の1つである西面(ソミョン)へ向かう(地下鉄沙上駅 --> 西面駅 約25分1,100ウォン)。
キムパプチョングク(海苔巻き天国)でオジンオトッパプ(イカ丼みたいなもの3,500ウォン)を食べ、教保文庫(キョボムンゴ)などで地図や本を購入。西面駅 --> 地下鉄沙上駅(1,100ウォン)。ホテル近くのイーマート(大型スーパーでかなり安い)で飲み物などを買い、ホテルへ戻る。
沙上泊(パラゴンホテル)(IHOTELで予約)
ホテルチェックアウト(9:00) --> 西部バスターミナルで、海南(ヘナム)までのバスチケットを購入しておく(21,700ウォン)。両替機がなかったので、その際、1,000ウォンを100ウォン×10枚に両替してもらい、コインロッカー(1,000ウォン)にリュックを入れる。5月1日(木) (晴れ)
KORAILの沙上駅で、勿禁(ムルグム)までの切符を購入(3,200ウォン)。ホームへ行こうとしたら、もうすぐKTXが通過するからその後に行くようにとのこと。駅の表に回って通過するKTXを撮影し、ホームへ。
沙上駅(10:11) --> 勿禁駅(10:30)
勿禁駅から目の前の五峰山(オボんサン)へ向かう。道はよく分からなかったものの、目の前なので適当に行くと、畑の脇に登山の注意書きがあったのでそこから登って行く。
少し登ると寺のところで一度車道に出て、寺の裏から山道を上がる。また、しばらく登ると五峰山の山頂へ向かう道と臨鏡臺?(イムギョんデ)への別れがあり、多分、臨鏡臺の方向が猟奇的彼女の撮影場所だろうと思い、そちらへ向かう。
途中、尾根にアゲハ類やルリシジミが飛んでいたが、条件が悪く、撮影できず。岩場に来ていたツマグロヒョウモンを撮影し、岩場の端へ出ると、眼下に「猟奇的彼女」の最初の場面に出てくる風景(山の上からの勿禁駅)が見えたので、その場面を真似てビデオ撮影。
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ついでに洛東江(ナクトんガん)の風景も撮影。晴れてはいたものの黄砂(ファんサ)のせいで見通しはいまいち(少しの時間でカメラやナップザックに細かい砂がのってしまう状態)。
帰国後、確認したらその場所が、映画の最後の方で猟奇的彼女が泣きながら「キョヌヤー ミアネー」と叫んでいた場所でした。
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蝶の方は、ツマグロヒョウモン以外、特に収穫はなく、海南(ヘナム)へのバスの時間(4:30)に遅れないように下山。
勿禁の駅の近くのキムパプナラ(海苔巻きの国)で冷麺(4,000ウォン)を食べ、勿禁駅から釜山駅へ(3,200ウォン)。
釜山の駅周辺を少しぶらぶらした後、地下鉄で沙上に戻り(1,300ウォン)、西部バスターミナルへ。
西部バスターミナルから午後4時30分発の莞島(ワンド)行きのバスに乗り込む。席は自由席。
途中、順天(スンチョン)、宝城(ポソン)、康津(カんジン)などを経由。 カンジンのターミナルで、高校生くらいの女の子が、運転手になんで宝城(ポソん)で起こしてくれなかったのかと文句を言って、5分くらい降りようとせず、ターミナルの職員が説得してやっと出発。
海南バスターミナルには、9時半ごろ到着。
あらかじめ、インターネットで調べておいた海南観光ホテルに電話をして、空いているか確認し、歩いてどのくらいか聞いたところ、15分くらいということで、予想より遠かったので、タクシーでホテルへ(2,000ウォン)。
チェックインでは、2日分の宿泊費120,000ウォンを支払うが、名前の記入もなく、名前を聞かれることもなくキーを渡される。
部屋に荷物をおいて、近くのキムパプチョングク(海苔巻き天国)で、またオジンオトッパプを食べる(こちらは3,000ウォン)。
海南泊(海南観光ホテル)
朝、24時間営業のキムパプチョングク(海苔巻き天国)へいくと、昨晩のおばさんたち3人のうちの2人がまだ働いていて、ちょっと驚く。5月2日(金) (晴れ)
普通の海苔巻きは1,000ウォンですが、ちょっと気が引けるので、肉入りの海苔巻き2,000ウォンを注文。キムチ、タクワン、スープ付き。ほとんどの店で、水は冷水とお湯の浄水器があり、セルフサービス(セルプと書いてあります)。キムチやタクワンなどのおかずの追加もセルプということですが、店の人が追加してくれる場合もあるようです。コーヒーをサービスしてくれたりもします。
カメラとビデオをナップザックに入れ、身軽なのでバスターミナルまで歩く。
大興寺(テフんサ)までのキップ(1,000ウォン)を買い、乗車場所を聞いたが、よく分からず、うろうろしていたらおじさんに声をかけられる。何を言おうとしているのかよく分からず、怪しい人かと警戒したら、テッソヨといって去って行った。
そのうちバスの運転手が来たら、やたら親切で一番前に座っていた小学生の女の子を2人をうしろの席に追いやり、そこに座わらされる。仕方ないので女の子たちにミヤナムニダと言って座る。
さっきの怪しいおじさんも乗ってきて、なにやら携帯電話をかけていたかと思ったら、代われと電話を渡されたのででたら、日本語の通訳のボランティアの女性で、大興寺(テフんサ)へ行くんですかと聞いてきた。いま、バスに乗っていますと言ったら、じゃあ大丈夫ですねということで電話を切る。
バスの運転手さんとおじさんにいろいろ聞かれながら進み、途中で皆下車して最後は運転手さんと二人きり。
バスはてっきり大興寺(テフんサ)まで行くと思っていたら、道立公園(入場料2,500ウォン)の手前が終点で、2kmくらい歩かなければならないことが分かる。まあ、時間はあるのでゆっくり登って行くことにする。
大興寺(テフんサ)の入口で右に回って車道をどんどん登って行く。たまに車が通るだけで人には全然あわない。このあたり(からワンド方面まで)は韓国で唯一、キリシマミドリシジミが棲息するところで、10年くらい前に韓国で初めて発見されたときは日本でも話題になったところ。時期的にはやっと卵から幼虫が孵化するころだが、頭輪山(トゥリュンサン)はその撮影が目的だった。見つけるのは難しいと聞いていたものの、日本では若いころ結構卵を採ったことがあるので、何とかなるのではと思っていたが、やはり見つけられなかった。食樹のアカガシは沢山あり、車道沿いに探すが見つからず、ちょっと沢にも入ってみるが、 結局、見つけられず。
峠になっているところで引き返し、少し下ったとき、後ろからいきなりもの凄い轟音がして、瞬間、山全体が大きく揺れ、山ごと吹き飛ばされるのではびっくり。もののけ姫の怪物がでたかと。
幸い何事なかったのですが、なんだったのでしょうか。多分、戦闘機が低空飛行したのではと思うのですが、このあたりはUFOでも有名とか。
アワブキも結構あるので、アオバセセリの幼虫を探してみたが、これも見つからず。高い位置に幼虫の巣らしいのが見られたが、どうしても届かず、確認できず。
目的のキリシマミドリシジミの卵は見つからず、ちょっとがっかりしながら、バス停まで下り、ついでなので、ケイブルカー(日本で言うロープウェー)で、頭輪山(トゥリュンサン)の山頂へ行くことにする(往復8,000ウォン)。ケイブルカーには、観光客が多く、山頂は展望台になっている。アカタテハなどが飛んでいた。
帰りは、ケイブルカーの下の駅からタクシーでホテルへ(9,000ウォン)
夕方、食事がてらバスターミナルへ行って、翌日のバスの時間を確認。
バスターミナルにあったコイン式のパソコンで、メールチェック。
海南泊(海南観光ホテル)
5月3日(土) (晴れ)
バスターミナルへ行く途中、信号待ちしていたらおばあさんに話しかけられ、日本から来たというと、若いころ「テパン」に住んでいたと・・。 しばらく考え、「大阪」のことかと納得。
荷物が重いので、タクシーでバスターミナルへ(2,000ウォン)。
目的地の咸平(ハムピョん)行きの直行便がないため、まず木浦(モクポ)へ向かう(海南7:30発、木浦8:36着、5,000ウォン)。
木浦は、木浦の涙や、木浦は港だという映画で有名なので、ちょっと街を見たかったが、時間がないのでバスを乗り換え、咸平(ハムピョん)へ向かう(木浦8:55発、咸平9:30着、3,200ウォン)。
咸平(ハムピョん)は、韓国ではナビチュクチェ(蝶祭り)で有名なところで、2008年は特に、「2008咸平世界蝶・昆虫エクスポ」ということで、エクスポをやっていました。
咸平(ハムピョん)のバスターミナルにはコインロッカーがなかったので、エクスポの入口までリュックをしょって行き、入口の預り所に預けました。
その際、日本人のガイドの方を紹介され(ボランティアなので無料)、1時間ほど中をいろいろ案内していただきました。北海道出身の方で、咸平(ハムピョん)へ嫁いで来られたとのこと。
そのあと、植木で大きな蝶を描いた裏山に登って、アゲハチョウやキアゲハを撮影し、さらに会場をぐるぐる回りゆっくり過ごしましたが、私が出てくるのがあまりに遅かったので、ガイドの方たちが少し心配していたようです。
時間によっては、咸平に泊まろうかと思っていたのですが、蝶の撮影には、むしろ光州(クァんジュ)の無等山(ムドゥんサン)の方が良さそうだったので、光州へ向かうことにしました(咸平15:50発、光州16:35着、4,000ウォン))
光州広域市は、思った以上の都会で、バスターミナルは大きく、整然とした広い道路が印象的でした。
バスターミナルの案内所で、近くにホテルがないか聞いたところ、すぐにターミナル周辺の宿泊施設のプリントをくれ、建物は少し古いけれどちゃんとしたホテルだからということで、ロンドン閣(1泊26,000ウォン)というモーテル(日本のモーテルのイメージではなく、安いホテルの感覚)を紹介されました。
上品な感じの女性が紹介してくれたので大丈夫だろうと思い、ちょっと分かり難い場所でしたが何とか到着。 狭いフロントに誰もいないので、駐車場の方へ回ると、人の良さそうなおじさんが掃除をしており、笑顔で迎えてくれる。フロントというか小さいデスク(エレベータ前の半畳くらいのスペース)で、26,000ウォンを支払うと、ここでも名前を聞かれることなく、キーを渡される。別に、名前を聞いて欲しいというわけではないものの、身元不明の自分自身が何か不安な感じ。
光州泊 (ロンドン閣)
チェックアウト後、バスターミナルのコインロッカーに荷物を預け、タクシーで無等山(ムドゥんサン)の中腹の忠壮寺(チュンジャんサ)まで行く(10,000ウォン)。もっと上まで行きたいところでしたが、3時のバスで釜山に戻るため、忠壮寺から4水源池というあたりまで下りながら蝶を撮影。5月4日(日) (曇り)
そこからバスでターミナルまで帰り、昼食。
釜山で予約しておいた3時の高速バスに乗る。6時ごろの到着予定が、韓国も連休で道路が渋滞し、途中で高速道路を降り、一般道で7時半にやっと西部ターミナル到着。
釜山泊 (パラゴンホテル)
時間がないが、せっかくなので、朝、沙上駅の北に見える山の方へ行ってみようと思い、駅の北へ行くと、登山のグループがいたので後をついて行く。
山道に入ると、ここから新羅大学という案内板があり、さらに少し行くと新羅大学のキャンパスの中に入ってしまい、キャンパス内を見学。
キャンパスの周りでツマグロヒョウモンの雌やダイミョウセセリを見かけたが、撮影できず。
ホテルに戻り、タクシーで金海空港へ(7,300ウォン)
金海国際空港 14:10 発 --> 成田国際空港 16:05着 (日本航空JL958便)
2008年4月29日(火) |
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部屋から西部ターミナルが見えます。ここから各方面のバスがでます。 | 部屋の中 |
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2008年5月2日(金) |
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